夏の高校野球シーズン、そこに欠かせないものが吹奏楽部やブラスバンドによる力強い応援です。各学校独自の伝統と情熱が詰まった応援曲。
本記事ではおすすめの応援曲をご紹介します。
本記事では、感動を生む高校野球の応援曲を紹介します。エネルギーに満ち溢れるその音楽に耳を傾け、一緒に青春の熱気を感じてみませんか?
甲子園、高校野球で人気の応援曲を紹介!
甲子園で演奏される応援曲は、吹奏楽曲として定番なものから、洋楽やアニメソング、懐かしい昭和の曲など、さまざまです。
ジャンル別にご紹介します。
それではそれぞれジャンルにわけて紹介していきます。
吹奏楽界でも定番・有名な曲
アフリカン・シンフォニー
「アフリカン・シンフォニー」は、ディスコ音楽の巨匠ヴァン・マッコイが作曲し、アフリカらしい力強いリズムとメロディが特徴の楽曲です。一度耳にすれば忘れられないそのサウンドは、甲子園では定番中の定番、高校野球ファンにとっては耳馴染みの深いメロディです。そのリズムとメロディが選手たちを奮い立たせ、夏の甲子園を彩ります。
エル・クンバンチェロ
甲子園の野球応援に欠かせない名曲、「エル・クンバンチェロ」です。この曲は、打楽器の音が鮮やかに響き、ラテン音楽の疾走感溢れるリズムが特徴で、観客のボルテージを一層引き上げる曲です。応援だけでなく、吹奏楽のコンサートでも盛り上がる曲として高い人気があります。
まさに夏の甲子園を彩る応援歌にぴったりですね。
甲子園・野球応援に人気のアニメソング
ルパン三世のテーマ ’78
「ルパン三世のテーマ ’78」は、アニメ「ルパン三世」の楽曲であり、そのアップテンポで爽快なリズムとメロディは野球応援の定番曲として知られています。トランペットやトロンボーンなどの金管楽器が軽快に奏でるサウンドが、選手たちを鼓舞するのでしょう。また、知名度が高く幅広い世代に愛され続けています。
宇宙戦艦ヤマト / ささきいさお
一世を風靡したアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌は、親世代にも愛される野球応援歌の定番です。高校球児たちのたくましさや強さが、突き進む宇宙戦艦ヤマトと重なるようですね。それぞれの高校によって歌詞の微妙に違うのもまた魅力。この曲の人気は高校野球だけに止まらず、海上自衛隊の見送り曲や柏レイソルの応援歌にも用いられ、広く親しまれています。
タッチ / 岩崎良美
高校野球が舞台の名作マンガ「タッチ」のアニメ主題歌。甲子園の熱い戦いを盛り上げる応援歌として定着しています。アニメタッチの野球のイメージは甲子園という舞台にぴったりですね。
残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子
『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマ「残酷な天使のテーゼ」は、カラオケでもおなじみの一曲。「少年よ神話になれ」という歌詞は、高校野球の舞台、甲子園に立つ選手たちの心情と重なるかもしれませんね。その知名度の高さから、甲子園で演奏されると、たとえアニメを観たことがなくても多くの観客が口ずさみたくなるのではないでしょうか。
ポパイ
主人公ポパイがほうれん草を食べると超人的パワーを発揮する、海外アニメ「ポパイ」のテーマソングは、野球選手たちの力強いプレーと重なり、野球応援歌の定番となっています。キャッチーな曲調と、選手名の掛け声が組み合わさり、観客も一緒に楽しめることが魅力的です。
銀河鉄道999
「銀河鉄道999」のメロディは、その穏やかさから観客が自然と体を揺らし、歌詞を口ずさみたくなる方も多いのではないでしょうか。応援歌詞をつけられることが少ない分、各団体の演奏技術が活きるのが特徴で、その力強い音色は試合の盛り上がりに欠かせません。
甲子園・野球応援に人気の昭和のJ-pop
狙いうち / 山本リンダ
この曲は、リズミカルなメロディと、歌詞を変えやすい点から、多くの高校が「チャンステーマ」として採用しています。学校によって微妙に異なりますが
「ウララウララウラウラで…この世は私のためにある」という原曲の歌詞を、「打てよ打てよ打て打てよ…お前が打たなきゃ誰が打つ」などという応援歌に変えるのが定番となっています。
サウスポー / ピンク・レディー
甲子園の野球応援に欠かせない名曲の一つ、「サウスポー」。この曲は、幅広い世代から愛されるピンクレディーの楽曲で、甲子園の応援歌として代名詞的存在ともなっているため最近の高校生たちにもなじみ深いですよね。曲の中には野球に関連した言葉がたくさん登場し、学校によってはアレンジやテンポを変えて演奏するので、その個性溢れる演奏を楽しむことができます。
学園天国 / フィンガー5
「学園天国」は野球応援において人気のある曲です。明るく、盛り上がりやすいメロディーであるため客席で一体となって応援できます。青春時代や情熱と重なるイメージを持っており、野球応援にぴったりな曲ですよね。
暴れん坊将軍のテーマ
「暴れん坊将軍」のオープニングテーマは、名作時代劇として24年も放送されてきた名曲。主人公の問答無用で斬り倒すシーンとその勇壮な曲調は、聴く者を引き込む力があります。この曲が甲子園の舞台で響くと勝利への強い決意と、挑戦する勇気が湧いてくるのではないでしょうか。
甲子園・野球応援に人気の平成のJ-pop
SEE OFF / BRAHMAN
野球応援の定番曲として定着している「SEE OFF」。1995年に結成された日本のロックバンド、「BRAHMAN(ブラフマン)」による楽曲です。アップテンポであり、アグレッシブなパンクロックのこの曲は、球場での熱い応援にぴったり。その躍動感ある曲調が野球応援とマッチし、場の雰囲気を一層盛り上げます。
紅 / X JAPAN
野球応援歌として定番となったX JAPANの「紅」。激しくドラマティックな曲で”紅”=闘志、情熱というイメージは応援歌にぴったり。大人数で歌ったり合いの手と共に一体感がうまれるこの曲は、まさに野球応援の定番曲として欠かせない存在です。
あまちゃんのテーマ
2013年の人気朝ドラ『あまちゃん』のテーマ曲は、そのさわやかなメロディと軽快なテンポで高校野球の応援定番曲となりました。イントロが流れると「あまちゃんの曲だ!」となるほど多くの人が楽しんで見ていた朝ドラですよね。明るく楽しいこの曲を聴くとパワーがみなぎってくるでしょう。
夏祭り / Whiteberry
JITTERIN’JINNの『夏祭り』は、そのテンポの速さとロックサウンドで夏の象徴的な曲となりました。高校野球では、高校野球でもチャンスの時に流れることが多く、盛り上がりをより加速させます。音楽と野球が一体となって夏の風情を創り出す鉄板の一曲といえます。
さくらんぼ / 大塚愛
この曲は、ポップで親しみやすいメロディで、シンプルでわかりやすい歌詞が特徴です。
また、歌詞の一部を選手の名前やチーム名に変えて歌うことで、選手やチームへのエールとして使われることもあります。
バンビーナ / 布袋寅泰
「バンビーナ」の疾走感のあるロックサウンドと力強いリズムは、試合の興奮を最高潮に引き上げるのではないでしょうか。
甲子園・野球応援に人気の洋楽
We Will Rock You / QUEEN
イギリスのロックバンド「クイーン」の大ヒット曲、「We Will Rock You」。特徴的な「ドンドンチャ」のリズムに合わせ、足踏みや手拍子をしたくなりますよね。「打て~打て~」と、サビに合わせた応援歌詞が特に印象的。高校野球では、特にヒッティングテーマとして使用されることが多いです。
まとめ
選手たちの勇気と情熱を力強く支え続ける高校野球の応援歌。その一つ一つが、学校の伝統、仲間への想い、そして夏の甲子園への熱い思いを体現しています。ここで紹介した応援曲は、ただの音楽ではなく、選手たちの勇気を奮い立たせ、観客を一体化させる大切な要素です。これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。
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